大阪府の大学統合

大阪大学と大阪外国語大学が統合

H19年10/1に大阪大(大阪府吹田市)と統合する大阪外国語大(同府箕面市)で、大学名のプレートを正門から取り外す作業が行われた。
統合により大阪外国語大学のキャンパスは大阪大学の「外国語学部」となる。
大阪大学は学生数約25000人になり、学部の定員レベルでは国立大学の中で最大となる。
週明けの後期授業からは、大阪外国語大学生は大阪大学生として校門をくぐる。

中国語専攻の1年生、原田深愛さん(19)は「実家の両親は『大阪大』になることを喜んでいるが、『外国語大学』に誇りを持っていた。みんなで同じ方向を向いて将来を語れる単科大学の良さがなくなってしまうのは寂しい」と話した。

取り外された「大阪外國語大學」のプレートは対になって掲げられていた「Osaka University of Foreign Studies」の看板とともに、大学が記念物として保存していくみたいです。

大阪大学と大阪外国語大学は、国立大学法人化の際に策定した中期計画を受け、平成18年3月に統合推進合意書を締結。
統合にともない、大阪大学は外国語学部外国語学科と法学部国際公共政策学科、大学院に文化動態論、グローバル人間学、言語社会の3つの専攻を新設する。

大阪外大は大正10年、大阪の実業家、林蝶子女史が「大阪に国際人を育てる学校を」との理念のもと、大阪外国語学校を創設。
昭和24年に国立学校設置法の施行により大阪外国語大学となった。創設時は12だった専攻語が、現在は日本語を含め25を数え、大阪大学に引き継がれる。
デンマーク語やスワヒリ語などの専攻語があるのが特徴で、卒業生には作家の故司馬遼太郎さんがいるほか、語学を生かした職業や、経済界、政界にも多くの人材を輩出している。
作家の陳舜臣さん(83)は昭和18年、インド語科卒。
1年下に司馬さんがおり、クラスは別だがよく話をしたという。