防災学習への取り組み【兵庫】
尼崎市立園和北小学校の4年生160人の防災学習への取り組み
尼崎市立園和北小学校の4年生160人が総合学習の時間を使い、阪神大震災の体験を家族や近隣住民らから聞き取り調査するなどの防災学習に取り組んでいるみたいです。
指導する福本吉雄教諭は
「震災から10年以上が経ち、じっくり時間をかけて防災学習を行う市内の学校はほとんどなくなった」
と話されています。
被災者の思いを聴くことで、命の大切さや人と人とのつながりの大切さを身に付けることもお考えとの事です。
児童達は、両親や祖父母らから震災で受けた被害、学んだ教訓などを話してもらい、書き留めることから学習を開始しました。
・災害への備え
・ボランティア
・応急手当
など様々なテーマごとで班に分かれて、近隣住民の方々にアンケートをするなどしているみたいです。
ボランティアをテーマに学ぶ班は学校に尼崎市の主婦、平田清子さんを招いかれて、色々な体験談を聞きました。
平田さんは震災後、神戸市須磨区の避難所で暮らす人におにぎりや薬などを配ったりした体験談を交えながら、
「倒壊家屋から人を救助することだけがボランティアなのではない。すぐそばに困っている人がいて、自分の命は助かっていたのだから、自分にできることをしただけ」
と伝えられました。
和田健志君は
「小さいことでもいいなら、自分にもボランティアができる気がする」
と話していたみたいです。
尼崎市は震災で約50人が死亡し、この校区には300戸を超える仮設住宅が作成されたみたいです。
しかし、児童が行ったアンケートでは、非常用持ち出し袋を用意していない家庭が100戸中過半数だったこともありました。
福本教諭は「薄れてきた防災意識に子どもが警鐘を鳴らし、徐々に家庭や地域を啓発できれば」と話されています。
児童たちは学習の成果を、来年の参観日に発表するみたいです。





