京都市右京区の中学生~オリジナルの絵の具~

「蜂っ子絵の具わたしのこころ色」

京都市右京区の蜂ケ岡中の2年生が、心に残っている風景などの色を基にしたオリジナル絵の具
「蜂っ子絵の具わたしのこころ色」
を作った。
学校生活にちなんだ体育館の屋根の焦げ茶色や、京都らしい舞妓の肌の白色など48色あり、生徒の個性が発揮された絵の具になっている。
地元住民の生活に溶け込んだ色を再確認し、郷土愛を高めてもらおうと、2年生254人が昨年秋から取り組んだ。
市内で心に残った色を決め、その風景や対象の絵を描き、詩を作った。
その中から美術を担当する湯口みゆき教諭が48色を選んだ。
絵の具担当の生徒15人が粉絵の具をミキサーで混ぜて色を調合し、一つ一つチューブに詰め、12色入りの絵の具セットを80個作った。
「雨の日も風の日も私たちを守ってくれる」
体育館屋根の焦げ茶色、舞妓の肌の白色や着物の赤のほか、
ラーメンやウナギのかば焼きの色、緑を基調にした「嵐山のお点前色」というユニークな色もある。
また、「嵐山の桜色」「広沢桜のピンク」「嵐山光る桜の夜桜色」と3種類あるサクラの色は、赤と白を基調に、紺色や茶色などを混ぜて、微妙な差を表現。
絵の具は、これまでに蜂ケ岡中で開催された地域との交流の催しで販売した。
今後は、他校との交流の際に持参して活用するという。
絵の具担当の1人、石井郁弥君は
「個性的な色ばかりで、絵の具を作るのは楽しかった」と話している。