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「中1ギャップへの対策」【京都】
小学校から中学に上がる際に不安になる、「中1ギャップ」への対応
小学校から中学校に進学すると、新しい学校生活になじめずに、不登校やいじめが急増する
「中1ギャップ」という現象がある。
全国的にこの問題視される中、これを防ぐために
福知山市北小谷ケ丘の桃映中学校は、
校区の大正、庵我両小学校と連携した教育に力を入れている。
小学校の学級担任制と違って中学校になると教科担任制に変わります。
教科ごとに先生が変わるので自分を理解してくれる担任の先生と接する時間が少なくなる事も
「中1ギャップ」の原因の一つとされています。
この中学校では、入学してくる児童の学習に対する不安を解消するには
まず校区の小中教員が交流を深めて、
お互いの児童、生徒の実態を知ることが大切と判断されました。
小中で力を合わせて
生徒の為に適切な判断と指導が出来る様にする訳ですね。
2005年度から、この中学校の小中連携加配教員として
2年間、両小学校に出向いた教務主任の近藤恵子教諭がいうには
「初めて小学校の教壇に立ち、
やがて入学してくる児童たちとコミュニケーションが深まる効果は大きい。
私たち教える側も、迎え入れたときに安心感があり、
子どもたちも早く教員になじんでくれる」
連携加配以外の先生たちも、中間、期末考査がある日の午後や授業の合間を縫って
積極的に小学校での授業をしているそうです。
今年度では、この中学校に配置されている小中連携加配は
算数・数学のみにはなるのだが、
国語、社会、理科、英語の担当教員も、両小学校に出向いているそうです。
昨年の夏休みには、両小学校の先生が自主的に生徒の補習授業に訪れて、
かつての教え子らに、苦手な部分を指導されました。
この様な相互協力があり、生徒達の学力の意欲は上がっていくのだと思います。
西山校長は小中学校間の連携の深まりに手ごたえを感じている様です。
「複数の小学校から児童を迎えたとき、学力の差を感じることがある。
教員自身も新入生それぞれの学力の到達度が把握できなかったが、
積極的に交流するなかで、
小学校から受け継いでの授業を一部で進めることができるようになった」
ということです。
[基礎学力つけるドリル作成]
1月には
「桃映ブロックドリル」
というA4判、133ページの問題集が完成しました。
内容は
中学校入学までに、すべての児童に基礎学力を身につけてほしいと願って、
近藤教諭と大正小教務主任の山田珠美教諭、庵我小教務主任の芦田誠教諭、同中学校の英語担当の小島照代教諭
この4人が中心になって1年がかりで作成されたそうです。
素晴らしいですね。
福知山市教育委員会の授業力向上推進事業で受けた10万円を生かしたもので、
京都府の学力診断テスト、全国学力学習状況調査で使われた問題を使って、
国語、算数の基礎となる問題をぎっしり詰め、
英語学習がスムーズにできるようにローマ字を読み書きするページも加えたそうです。
とても生徒への愛を感じます。
今春同校に入学予定の両小学校と惇明小学校の一部児童合わせて約90人に配り、
3学期にできるだけ解いて、これを持って入学し、中学校でも継続して使う。
現在の中学校1年生には復習の意味で配る。
4月には各小学校の新6年生にも渡すことにしているそうです。
西山校長は
「不登校の生徒も減る傾向にある。
小中学校の垣根を払い、教員同士が指導法を一緒に考え合ってつながりが強まり、
生徒の学習に対する不安を減らすことができた成果かもしれない」
と話されています。
課題もまだ多い様ですが、ドリルの効果を実証し、
今後も予算が許されるのであれば毎年、改訂版の発行を続ける計画だそうです。
素晴らしいですね。
このニュースをみて生徒を第一に考えたとてもいい教育の様に感じました。
生徒の中学に入る前の不安だったり、入ってからの心配を未然に防ぎ、
更に基礎学力の向上にも役に立つと思います。
フィールでも指導をしていく中でもとても参考になる内容です。
生徒が基礎学力をしっかり身に付ける事が出来れば学校の授業もより理解しやすくなり、学習意欲もあがります。
このドリルの内容は、小学校から中学校へあがる際にとても有効なツールになると思います。














